最近、清水晴木さんの『サヨナラの向こう側』という本を読みました。

「死んだ人が最後の24時間だけ現世に戻って、誰かに会うことができる」
ただし、自分の死を知っている人には会えないという条件付き。
この設定が一見するとシンプルでなんかどこかにありそうな設定だけど、すごく引き込まれるというかうまくできておりました。(; ・`д・´)
例えば、自分の死を知らない人には会えるけど、死を知っている人に会うとその瞬間消えてしまう――
このルールがあるからこそ、物語が切なくもリアリティを持って進んでいきます。
もし幽霊が本当に存在するなら、こんな感じかも……と妙に納得してしまうの部分もありました。
読み始めは「王道かな?」と思ったんですが、
実際はそんなことなくて、感情を揺さぶられる展開がたくさんありました。
読後は本当に心が温かくなり、でも少し切ない気持ちも残るような、そんな素敵な作品でした。
そして調べてみると、なんとこの作品、上川達也さん主演のドラマもあるみたいなんです!
本で感動した物語が映像ではどう描かれているのか、とっても気になりますよね。
近いうちにぜひドラマも観てみようと思います!

みなさんもぜひ、この心温まる物語を読んでみてください✨