誉田哲也先生の
姫川玲子シリーズ
『インデックス』を読みました(`・д・)σ
正直、最初は
「短編集だから少し物足りないのかな」
と思っていました。
しかし、(*`・ω・´)
その予想は良い意味で裏切られました。
一話ごとの完成度が非常に高く、
読み終えた頃には長編小説を
何冊も読んだような満足感がありました。(*`・ω・´)

本作は、姫川玲子シリーズの短編集です。
『インビジブルレイン』での出来事をきっかけに
捜査一課を離れた姫川玲子主任が、
池袋署で『ブルーマーダー』事件を解決し、
その後、再び捜査一課へ戻ってくる
流れの中で描かれる物語です。(*`・ω・´)
収録されている事件はどれも独立していますが、
それぞれがしっかり作り込まれています。
派手などんでん返しや奇抜なトリックを楽しむ作品というよりも、
姫川玲子主任の鋭い観察力や豊かな想像力、
人の心理を読み解く力によって少しずつ真相へ近づいていく過程がとても魅力的でした。😎
周囲の刑事たちが思いもよらない
視点から事件を解決へ導いていく姿は、
読んでいて本当に爽快です。
印象に残ったのは、
姫川主任が以前通っていたカフェにまつわるエピソードでした。
直接会話を交わしたことはないものの、顔見知りだった二人が後日事件をきっかけに再会するという物語です。
殺人事件を扱う作品の中にも、人と人との縁や温かさが描かれていて、とても心に残りました。
※ここから少しネタバレになります。
物語の終盤では、
かつて捜査一課でともに事件を追っていた菊田が、
再び姫川主任と同じチームで捜査をする流れになります。この展開には思わず「待っていました」と感じました。
誉田哲也先生の作品は、
舞台となる街の描写が本当にリアルです。
読んでいると、
「実際に現地を歩いて取材しているのではないか」と思うほど臨場感があります。
私はGoogleマップで舞台となる場所を確認しながら読み進めましたが、実際の街並みと重ね合わせることで、物語の世界により深く入り込むことができました。このシリーズを読むときのおすすめの楽しみ方です。
『インデックス』は短編集でありながら、一冊を通して姫川玲子という刑事の魅力を存分に味わえる作品でした。そして最後には、「またこのメンバーの事件を読みたい」と自然に思わせてくれます。次のシリーズを読むのが、今からとても楽しみです。
