最近、三浦しをんさんの小説『舟を編む』を原作としたドラマを観ました!

実はこの作品、映画やアニメにもなっていて、「いつか観たいな~」と思いながらずっとスルーしてたんですが、

2024年にNHKが制作したドラマ版をついに視聴!

めちゃくちゃ面白かった。

何が特に良かったかというと、

辞書編集部の主任役をRADWIMPSのボーカル、野田洋次郎さんが演じていたことです。

RADWIMPSといえば、『君の名は。』や『天気の子』の主題歌をつくっていますが、

歌詞が本当に深くて言葉の力を感じる。

それが今回、辞書を作る仕事に携わる役というのがピッタリすぎて感動しました。

しかも、演技力も抜群で、引き込まれました。

ドラマは全10話で、どの回も見応えがありました。

特に面白かったのは、毎回「言葉」にテーマがあるところ。

例えば、「あきらめる」という言葉。普通は「断念する」って意味だと思いがちですが、実は「明らかにして、無理だと判断し、心を明るくする」っていうニュアンスがあるんだとか。

こういう発見がたくさんあって、おもしろいとともに、とても勉強になりました。

ドラマを全部観終わったあと、なんだか辞書をパラパラめくりたくなるような気持ちになりました。

辞書ってただの言葉の集まりじゃなくて、作る人たちの情熱や思いが詰まっているんだなって改めて感じた作品でした。